情報流出防止策2006年05月24日 01時51分42秒

最近,さまざまな情報が流出してしまったというニュースが多い.これらの情報はたいていの場合winnyとかshareとかで流出してしまうのだが,いったん流出してしまうともはや回収も削除もできないという問題点がよく報道される.

だったら,木は森に隠せ,でいいのではないか?とふと思った.そんな発想はもうとっくにあるのかもしれないが.要するに,似て非なる情報を大量に流出させれば,どれが本物の情報か分からなくなるのではないか.もちろん,流出が報道されてしまったような状況ではすでに時遅し,である.なので,流出する前に,流出しては困るような情報については必ず同じフォルダーにダミーとなる類似したファイルを大量に保持しておくのである.

ウィルスに感染して,特定のフォルダのファイルが流出する場合,自動的に残りの大量のファイルも流出し,どれが本物か分からなくなり,見かけ上は大量のゴミファイルとなるわけである.

問題は本来そのデータを使うユーザ自身が,どれが本物かわからなくなって,そのファイルをコピーして別のところにおいてしまったり,そのファイルだけを自宅に持ち帰ったりしてしまうと意味がなくなってしまうことと,根本的に流出防止策ではないことか.

うーん,ちょっといいアイディアだと思ったんだけどなぁ.

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