YSR blog

ある友人の結婚披露パーティに都内にある，小笠原伯爵邸を利用したレストランへ．行くときに実は初めて都営大江戸線に乗った．レストランは地下鉄を降りてすぐのところ．想像では大きな門があってその奥に華美な建物が建っているというイメージであったが，特に門らしきものもなく，いきなり建物．建物自体はよく見ると古い由緒正しい建物(昭和初期らしい)ということはわかるのだが，パッと見は意外に普通である(写真)．

内部は元伯爵邸のままらしく，それほど大きな部屋はない．どうやって披露宴を？と思ったのだがどうやら中庭(パティオ)や奥にあるガーデンを利用して立食形式らしい．

初めての形式だったのだが，通常よくある立食と異なり，基本的にはすべての料理はサービススタッフの方が一口大にして持ってきてくれる，という形式(スペイン式でピンチョススタイルというらしい)．これはこれで面白い．一番のウリはイベリコ豚の料理．この豚はどんぐりだけを食べて育てられたということで，かなりユニークな肉らしい．もちろんおいしいのだが，どの辺がユニークなのかがさっぱりわからなかった…．

問題は，次々に一口大の料理を持って来られると，基本的に欲張りな私は勧められるままに全部とってしまうこと．しかも個々の料理は小さいので，あまり食べていないつもりで結構食べてしまったような気がする．気がつけばお腹はパンパンである．もちろん，ずっと食べていたわけではなく，趣向を凝らした演出がいろいろあって楽しいよい結婚式であった．

最近，こういった趣向を凝らした披露宴が多いのだが，あまり儀式ぶっていなくて楽しいのはそれはそれで結構好きである．