一億円!2006年01月11日 02時37分42秒

突然,X電機の方がお二人で見えられた.面識はない方であるが,超有名なY大学のA先生とこの分野ではかなり有名でいろいろとお世話になっている,同じくY大学のB先生からの預かりものをわざわざ届けにいらしたのだという.

名刺交換してから受け取ったのは,それぞれの先生からの封筒ひとつづつ.片方を開けてみるとなんと小切手が入っている.額面はなんと106万$.端数があるのがちょっと不思議ではあるが,それでも日本円にして1億円超である.こちらはA先生からの封筒とのこと.なんでも,先日行ったアンケートのお礼だとのこと.そういえばなんだか大変なアンケートを一生懸命記入した記憶がある.それにしても法外な謝礼ではあるが,1億円を目の前にしてそんな考えは吹っ飛んでしまった.というか舞い上がってしまった.もう一通の封筒の方はその場では開けなかったが,金額的にはこちらほどではないとのこと.で,これを受け取るとしてその後どうすればよいのかわからなかったのだが,謝礼として5万~10万円程度を返せば良いとのことである.1億円もらって謝礼を返すのも変な話ではあるが,なにせ舞い上がっているので特に違和感はなかった.

丁重にお礼をいって,X電機のお二方をお見送り.姿が見えなくなると,それまで抑えていた感情が抑えきれなくなる.「一億円だ,一億円,おぉ,一億円」と騒いでいた記憶がある.我ながら小物である.今になって落ち着いて考えてみれば,法律的に問題があるような気がするのだが,そんなことはこれっぽっちも気にならなかった.

…と,そこで目が覚めた.瞬間的に記憶は飛んでしまい,なんだかすごくいいことがあったような気だけがする.しばらく考えて,「そうだ,一億円!」と思い出したものの,そんなことが実際にあるわけがない.むなしさだけが残った.そういや,そんなアンケートに答えた記憶もないし,いくらなんでも一億円って非常識である.夢の中だからかなりいい加減だったらしい(ということにしておこう).

しっかし,正夢にならんかなぁ….

霧とフォグランプ2006年01月11日 02時43分40秒

昨日の雪に続いて今晩は霧.

車で走っていると,遠くの信号やら電灯が見えなくて,世界が暗い.視界が100~200mくらいしかないのである.霧は白いのだが,光がないところでは単なる闇になってしまうのである.

そこを,ヘッドライトをつけた車で走ると,サーチライトのように霧の中に光の帯が見える.霧が濃いと,目の前が真っ白になってしまう.こういうときこそ,フォグランプの出番である.だいたい,霧に出くわすことなどほとんどないので,フォグランプほど使っていない車の装置もあまりないのではないだろうか.

本来は,ヘッドライトを消してフォグをつけるべきなのだと思うのだが,そうやって走っている車は見掛けない.で,私もヘッドライトとフォグの両方をつけてみたり,フォグだけにしたり,ヘッドライトだけにしたりと走りながらいろいろ実験.

当たり前だが,どうやっても見えないものは見えない.霧が濃いときはやはりフォグだけつけて,近くをよく見ながら進むしかないのだろうが,ちょっと出ている程度であればあまり関係ないようである.ということはまぁフォグが役に立っていないってことのような気もする.