サイン2005年11月07日 01時29分34秒

宇宙人モノ.

地球に攻め込んできた宇宙人を撃退する,という話を軸に,個人的な挫折から立ち直る主人公を重ねて描いているのではあるが…,この宇宙人,弱すぎませんかね?

なんだか,いろいろと壮大なプロジェクトを連想させる宇宙人の動きがあるのだが,結局宇宙人は賢くないというか,あんまり大したことを考えずに攻め込んできているというか,計画性がないというか….だいたい,私なら防水スーツ着てとっとと攻め込んでいますって.

モーガン君(ローリー・カルキン)が妙に似ているなと思ったら,やっぱりマコーレー・カルキンの弟だった.

2005年11月07日 02時11分26秒

なんでもう11月だというのに,私の部屋には蚊がいるのだろう?

私の部屋に限って言えば,別に暖房があるわけではない.いや,あるにはあるのだが,まだ使っていない.あるといえばPCがあるが,これも深夜に数時間ついてはいるが,それ以外の時間はついていない.

一体,どこからやってくるのかわからんが,深夜の時間帯に私を悩ませてくれる.

やっぱり,これは自然の摂理に反するような気がするし,なにかいけないことのような気がする.そう思いながら,蚊を叩き潰す夜である.心なしか蚊も元気がない気がする.

X-by-wire2005年11月08日 03時03分47秒

日経エレクトロニクスにX-by-wire技術についての記事が書いてあった.基本的にはfly-by-wireと同じで,油圧などの代わりにケーブル上を伝わる電気信号を使って車の場合にはアクセルやブレーキ等をコントロールする技術である.

googleでX-by-wireを検索すると55900件と出る.

wireがあれば,wirelessもあるのかとX-by-wirelessを調べてみると21件.しかも国内はなし.さすがに無線LANなんぞをそのまま使って,通信失敗したらコントロール不能とか急ブレーキがかかってしまうようなシステムではまずいのだが,十分な信頼性(ってどのくらいだ?)が確保できれば,それはそれで面白いかも.wireless-CANとか考えてみればいいのかなぁ.おっと,最近はFlexRayなんてのもあるのね.これの無線化はちょっと難しいかもしれない雰囲気.

しかし,今から言い出せばたぶん日本の第一人者である.

がんばりすぎてませんか?2005年11月08日 03時18分35秒

最近,こんなメールをもらった.はいはい.ちょっとがんばりすぎているかもしれませんね.でも,そんなにがんばってもいないかな.まぁちょっとだけ癒される気分.

うれしくないのは,こんなメールがたくさん来てしまうこと.spamに癒されているようではどうしようもない.

亀 かめ KAME2005年11月09日 02時28分21秒

KAMEプロジェクトが完結とのこと.WIDEプロジェクトを中心として,国内の大学,企業が次世代プロトコルの実装において中心的な役割を担ってきたという意味で,高く評価したい.

我が大学が無関係(当然,私も無関係)なのはちょっと残念.まぁ現状でそれだけの力がないので仕方がないか.

まだオフィスも自宅も,IPv6環境に移行する予定はない(こんなこと言っている時点でだめ?)のだが,ちょっと試してみたい今日この頃….ただ,最近そういう時間が取れないからなぁ.

シミュレーション2005年11月09日 03時24分17秒

シミュレーションの環境についていろいろ考えている.

研究内容からして,いろいろと動くもの(オブジェクト)があって,その上で通信を行う,というシミュレーションが多い.とすると,シミュレーションによってはオブジェクトの動き方にいかにリアリティを求めるか,という点に多大な労力が必要(ケース1)なわけだが,その割に結果に与える影響がほとんどなかったりする.

あるいはその逆に,リアリティのある動き方自体があまりきちんと解析されていないために,シミュレーションに好都合な動き方を用いる(ケース2)ことが主流になっていて,それがために評価の妥当性に疑問がある場合もある.

さらには,シミュレーションの妥当性を評価するための解析に好都合だから,という理由で解析しやすい環境のシミュレーションになってしまう,というケースもある(ケース3).この場合,オブジェクトの動きも没個性というか,個々であまり特徴があるとうれしくない(解析しにくい).

考えてみると,昔(…というほど昔でもない),シミュレーションの勉強を始めたころは,結構なんでもかんでもポアソンだった.これはケース3に相当するわけである.まぁ解析はほとんどしていないわけだが….

で,例えば最近流行り(?)のランダムウェイポイントなどはたいていケース2にあたる.

ということで,そろそろケース1をまじめに考えた方がよいのではないだろうか.やっぱり道路の車線数が3とかってのはあまり妥当ではないというか非常に限られた状況でのシミュレーションにしかならない気がするわけである.

モータリゼーション2005年11月10日 02時15分36秒

またしても,プロジェクトXの再放送を見てしまう.

今回は,関越トンネルを掘った人々の話.で,例によって技術者たるもの…などと考えてしまうのであるが,それはさておき,モータリゼーションが始まったのが私の生まれた年だった,という紹介があったのにびっくり.

ちょうど自動車の台数が1000万台を越えたのがこのころで,高速道路もこのころからどんどん計画され,建設されるようになったらしい.

そのころ,生活を便利にする道具として浸透した自動車が,いまや8000万台近く普及し,生活になくてはならないものになるとともに,生活にいろいろと弊害を及ぼす存在となってしまったのだから,難しい.

まぁ,そういうことがあって,ITSという研究分野が成り立っているわけで,プロジェクトXに影響された感覚で言うと,一生をかけてこの問題を解決していけたらそれは技術者としては望外の幸せなのだろう.

こう書いておいて,そういう生き方って微妙に合わないな,と思っている自分がいたりして….飽きっぽいっていうのとは違うのだが,どうしてもいろいろなことをやりたくなってしまう,というあたりが原因かもしれない.

騒音のない環境2005年11月10日 02時26分30秒

大学で明日(もう今日になっているが)の早朝に臨時の停電があるということで,普段はつけっぱなしのサーバ類などをすべてシャットダウン.

依存関係があるので,シャットダウンの順番を守らなければいけなかったり,忘れている機器がないかどうかチェックしなければならなかったり,それなりに面倒なのであるが,まぁそれは仕方ない.

で,すべてのコンピュータの電源を落とすと…

ものすごい静かなのである.普段,いつでもファンの音などそれなりの騒音環境の中にいるわけだが,それを痛感させられるのである.自分のオフィスはうるさいもの,とインプリントされているためなのかもしれないが,静かなオフィスはものすごく違和感があって,ちょっと気味が悪い.まぁ慣れていないだけなのだろうけど.

で,どうせ明日の昼前にはまたうるさい環境に戻るわけだが,配置を考えるなどして,静かな環境に移行するのも悪くないかもしれない.

騒音のある環境2005年11月11日 02時30分42秒

停電が予定通り終了した…のかどうかは実はよく知らないが,少なくとも私が出勤した時刻には電気が通っていた.

ということで,昨日落としたマシンを再起動.思わぬところでNFS mountしているマシンがあったりして,起動順を間違えたために起動に妙に時間がかかったり,というトラブルが若干あったものの,おおむね問題なく起動.

WEBで使用しているDBが起動しなかった(起動スクリプトの問題,なのはわかっているのだが…修正しなければ),という問題もあったが,これもとりあえずOK.

ということで,再び騒音に囲まれた環境に戻った.立ち上げた直後は,すごくうるさい,と思うのであるが,あっという間にその騒音に慣れてしまう.人間の適応力の高さはすごい.

でも,やっぱり静かな環境はよかったなぁ….

メビウスのナゾ2005年11月12日 02時19分31秒

自分のノートPC(メビウスムラマサ)を研究室に持ってきて使っている学生がいる.彼が自分のマシンをちょっと移動させたところ,突然液晶のバックライトが消えてしまった.

液晶自体は動いており,反射させるとなんとか見えるか見えないかという状況.ちょっと動かすとバックライトがついたり消えたりする.どう考えても液晶まわりのどこかで接触不良が起こっているとしか思えない.

で,しばらく持ち主の学生がいろいろ動かしていたのだが,そこでバックライトがついたり消えたりする規則性を発見した.

なぜか,研究室のノートPC(こちらもメビウスムラマサ)の真上に置いたときだけバックライトが消えるのである.左右前後,どちらの方向にずらしてもすぐにバックライトがつく.間隔をあけてもつくのだが,再度乗せると消えてしまうのである.

まるで手品みたい.単なる接触不良だと確信していた私もいろいろ実験してみたが,確かにメビウスの上に載せたときだけバックライトが消えるのである.

メビウスを開いてあちこち近づけてみたところ,ディスプレイの裏側(上側)に本体の裏側をぴったり重ねて近づけたときだけ,上側のバックライトが消える.間に紙を挟んでも消える.

さらに,研究室のメビウスを起動して,関係を逆に(研究室のメビウスを上に)すると,研究室のメビウスもバックライトが消えてしまった.

こうなると,故障ではなく,メビウスの仕様としか思えない.不思議な仕様である.

そう思っていて,しばらくしてから気がついた.

これは,メビウスのディスプレイを閉じたときに,それを検出するセンサーが反応しているのではないかと.

つまり,ディスプレイを閉じたことを検出するコイルとセンサーか何かが本体とディスプレイのどこか端についていて,閉じるとそれらが接近することによって閉じられたことを検出しているのであろう.で,メビウス同士を重ねてしまうと,その薄さゆえに,センサーが下側にあるディスプレイ側のコイルか何かを検出し,ディスプレイが閉じられていると誤認識してバックライトを消してしまうのであろう.

そう思ってみるとすべてのつじつまが合う.

試しにgoogleで「メビウス バックライト 消える」で検索してみると,同様の症状の話は見当たらなかったが,バックライトに関するトラブル報告が多数ある.ひょっとしてこれらは,このセンサーが誤動作して消えてしまっているのかもしれない.

一件落着.