紀宮さまご結婚2005年11月16日 02時24分55秒

どうも,こういう文章の敬語はよくわからんのだが…

紀宮さまが結婚された.私が住んでいる我孫子市は紀宮さまが非常勤研究員をされている山階鳥類研究所があることもあって,ささやかながらお祝いムードである.

私も,今をさかのぼること10年ほど前だろうか,紀宮さまが通るのを見かけたことがある.そのときは山科鳥類研究所の近くの鳥の博物館のあたりを母とぶらぶらしていた.なんでぶらぶらしていたのかは記憶が定かではないが,母の友人と一緒だったような気がする.

で,駐車場を歩いているとほとんど車のない駐車場の脇の歩道にお巡りさんが立っていた.母は直感的に誰か皇族が来ていると思ったらしく,お巡りさんに「どなたか宮様がいらしているのですか?」と聞いてしまった.

お巡りさんがどんな回答をしたか記憶が定かではないが,たしかそうともそうでもないともつかぬような答えだった.

がしかし,その後,無線で「○○者3名」といっているのが聞こえてしまった.○○がなんだったか残念ながら覚えていないが,見学とかそういったありふれた用語ではなく,拝謁みたいな感じの言葉だったような気がする.その言葉を聞いた時,「あぁ,これはだれか来ているんだな」ということはわかった.

別にそのまま立ち去っても良かったのだが,3名いるといわれてしまった以上,そこから立ち去ってしまうのも申し訳ないような気がして,いつ出てくるかわからない宮様を待ってみることにした.

ほどなく,黒塗りの車が山階鳥類研究所から出てきた.先導車がいたかとか,そういったことは記憶にない.ただ記憶にあるのは,後部座席に乗った紀宮さまが,あきらかに普段着を来た私たち3人に向かって,軽く会釈をされたことだけである.

たったそれだけのことである.それだけのことでありながら,なんとなく皇族ゆかりの地(?)に住んでいることが少しだけうれしいと思えるようになった(別にもとから嫌いでないけど).

ということで(どういうことか自分でもよくわからん),今回のこのご結婚は結構うれしいニュースである.心からお祝いしたい.