YSR blog

クールビズと称して，6月下旬くらい以来，ほとんどネクタイをしていない．もう別に暑くもないので，ネクタイをしても良いのだが，なんとなく面倒でしていないのである．

そうは言いながら，実はネクタイをするのは嫌いではない．もちろん，首が絞まる感じがする時があったり，なんとなく苦しい感じがあったりすることもあるのではあるが，それでもネクタイを締めるとなんとなく気分が引き締まる感じがするし，見た目が落ち着く感じがするのである．特に上着を着ているときはネクタイをしていないと落ち着かない感じになってしまう．

そんなことを考えていて，なんとなく違和感があった．なんの違和感だろう？と考えると，どうもネクタイというものに違和感がある気がする．普段着ているものを考えるときに，どうしても機能的にいらない気がするのである．他のものは多かれ少なかれ，機能的な意味や便利さがあって使われている気がするのであるが，ネクタイはなくてもよさそうなのである．というか，現になくてもまったく困っていない．

ということで，ネクタイをちょっと調べて見る．調べた先がwikipediaというのがまぁやる気のなさを現しているのだが，これによると，今の形のネクタイは19世紀後半からとのこと．ふーむ．

ということは，後世の人が見たら，19世紀後半～21世紀前半に流行った(ある意味面白い)ファッションとしてネクタイが記憶されることになるのかもしれない．私のイメージとしては裃(かみしも)とか，そういった今はほとんど着られない昔の衣装とかなり似ていて，それが違和感の原因だったのである．