ディスカッション2005年09月16日 01時50分39秒

学生が中間審査直前のため,発表の準備.本来はもう発表練習でいていないといけないような気がするのだが,なぜかちょっとのんびりムードなのが心配.

まぁ,明日の発表練習でなんとかなるのだろう.きっと.少なくとも,夏合宿で発表したことよりは進歩している人が多いし,後はうまく形をまとめられて,緊張せずに発表し,他人の意見をきちんと聞くことができればそれで善しとすべきなのかもしれない.

それはそうと,発表準備をしている学生といろいろと話しているうちに研究の方向に関するディスカッションになってしまうケースがままあるのだが,そうしたディスカッションから新しいアイディアが出てきてしまうのが不思議である.

最初,喋っているときはなんとなく,こういう形のオチになるんだろうなぁっと思っているのだが,喋っているうち(実のところ,その内容はオチへの誘導に近いのだが…)に,だんだん別の形のオチが見えてきて,そのオチを学生に説明しているうちに,そのオチのよりよい形が見えてきて,最初考えていたオチと似ても似付かぬものになって…,という感じである.

さらに,それを帰りがけや家に帰ってから再度考え直してみると,ますますいろいろと思いついてきて,かつ,これってなかなかいいアイディアじゃない?という気がしてくる.

問題は,明日になって改めて考え直してみると大きな問題点が見つかったり,そもそもそれほど大したアイディアじゃない,というケースや,大事なことを忘れてしまったりしていることがあることか.眠りかけたときに思いついてあわててメモを取ったアイディアなんかにそんなものが多いが,今日思いついたこのアイディアはどうなることか.

ちなみに,思いついたアイディアは内緒.