スケールする授業2007年07月19日 03時23分11秒

演習系授業で,個別に各自が作成したものを評価しつつ,簡単な口頭試問.

一人3分で,90分で30人,2コマなので,計60人という計算をしていた.が,1時間ほどオーバーしたにもかかわらず,40人ちょっとでギブアップ.

このペースで行くと,全員の評価が終わる前に夏休みになってしまう….そもそも学生数が多いのだから,もうちょっとスケールするような方法を考えないと,評価にかかる時間的コストが重すぎるということになってしまう.

もちろん平等かつ適切な評価は必要だが,評価をスケールさせることができなければ,結果的に授業は崩壊する(と思う).

現状は力技でなんとかクリアしているのだが,そろそろ限界.さらに多面的評価,すなわち一回の試験だけで成績を決めるべきではない,というような話も出てきている.

方向性としては,力技を計算機にさせる方法(自動評価システム?とかマークシートとか),学生間の相互評価による方法,スケールさせずに講義の規模を小さくする方法,なんてのが思いつくわけだが,なかなかどれも難しい問題である.

形態や講義内容によって評価の仕方も異なるからか,こういった評価方法に関する研究ってあまり見ないような気がするのだが,気のせいだろうか?まぁそもそも専門外だけど.

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
半角数字で以下の計算の答えを書いてください.
7+4=

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://city.asablo.jp/blog/2007/07/19/1665317/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。