とっても眠い一日2006年06月08日 01時58分56秒

講義があり,OBが来訪し,学生が思いの他就職活動に力を入れていないことを知り,あまり書きたくない文章をそれなりの量作文し,それとは別に気楽に書ける文章をこれまたそれなりの量作文.

そんな合間を縫って,学生に簡単なプログラミングの問題を出してみた.きっかけは昨日はまった覆面算なのだが,これを解くプログラムを作ってもらったり,別のちょっと面白いプログラムを書いてもらったり.これを自発的に解こうとした学生はやはりこういうプログラムを作るのが早い.好きこそものの上手なれ,といったところか.

問題の解答例を示そうとして,Cの一部の演算子を忘れている自分に気がついてちょっと冷や汗.昔とった杵柄とはいかなかった.

そして一日中とっても……眠かった.まだまだ今週は長いのに水曜でこの状態はちょっとまずい.

右往左往2006年06月09日 02時59分05秒

週末のあるイベントのために帰りがけに,あるコンビニで買い物をする必要があった.それほどあちこちにあるわけではないそのコンビニでしか売っていないものなのである.

記憶によれば,そのコンビニは帰り道上にはない.ただ,どこかで見た記憶がある.帰りながらそれを考えていた.で思い出した場所が,右折禁止の交差点を右折して50mくらい行ったところ.夜間であっても右折禁止なのであるが,そこを通るときに看板が見えるので記憶に残っていたのである.

とりあえず帰りにそこへ寄ることにした.繰り返すが右折禁止の交差点である.その交差点まで行っても曲がれないので,その直前の交差点を左折してみた.そちらの方から右折したい道に出られないかと思ったのである.ちなみに事前に右折はできないのである(線路が併走している).で,曲がった道を進んでいったのだがどんどん細くなり,挙句の果てに行き止まりになってしまった.仕方がないのでUターンして元の道に戻り,右折したい交差点を左折した.しばらくいってUターンしたいと思ったのだが,すぐ後ろから車が来ていたのでなかなか出来ない.2~3km程度走ってしまったところでやむなく再度左折して別の道へ.ちなみにここまでの道も右側は線路.

曲がって入ったこの道は交通量が少なく,幅もそこそこ.なんとかこの道でUターンし,元の道まで戻って右折.そこから最初の交差点に戻り,そこを直進して,ようやく目的のコンビニへ.えらい遠回りをしてしまった.

で,残念ながらこのコンビニに目的のものはなかった.ちゃんちゃん♪

イベント準備2006年06月10日 02時37分33秒

明後日に迫ったイベントの準備.

決して手先が器用なわけではないのだが,カッターナイフを使って細かい作業をしようとしていたら,案の定親指を切ってしまった.こういう怪我はそういうものなのだが,最初は皮だけ切ったつもりだったのにちょっとしてから血がにじんでくる.お陰で作業していたもののあちこちに血が付いてしまった.

プログラムの準備もいろいろと考えていたのだが,今日職場に届いたある雑誌にものすごくタイムリーにいい記事が載っていた.ものすごくありがたい記事なのだが,問題はいかんせん準備期間が足りないこと.仕方がないので明日(もう今日だけど)はプログラム三昧の一日を過ごすことになりそう.

ということでいろいろと調べながらワールドカップ開幕戦を観戦中.ドイツ,強いんだけどもろいなぁ….

コーディングの日2006年06月11日 01時43分35秒

久しぶりにプログラミング三昧.

明日(というか今日か)に迫ったイベントでデモをするための簡単なプログラムを今日から作り始めた.そもそも作るつもりはなかったのだが,昨日見た雑誌で道具がそろったような気がしてしまったのである.

諸事情により,初挑戦の環境での作業となった.コンパイルする環境はcygwinのgccで,作るのはWindowsアプリケーション.いろいろ調べたら出来そう,ということがわかったのでひたすら挑戦.ひそかにこういうチャレンジは大好きだったりする.

最初にWebから雛形に適したプログラムを探す.本当は自前で昔作った雛形を使えると踏んでいたのだが,コンパイルしてみたらウィンドウの枠が出ないとか,非常に怪しい挙動.ソースをあちこちいじってみるも原因が分からず,結局放棄.なにせ時間がない.で,Webで見つけた雛形から作成開始.cygwin環境でもリソースを使えるのはすばらしい,のだが,日本語が通らない.いろいろ調べて,MinGW環境のものを使えばよいらしいということが分かった.がインストールがひとてま.必要なライブラリが見つからないのである.結局,MinGWのパッケージからこれを拾い出してきてようやく日本語が通るようになった.

あとはひたすら実験.別のサンプルプログラムからいらなそうな部分を削り,雛形にマージ.さらに削り,必要最小限の機能を追加.それと平行してこのプログラムで扱うデータの解析.そもそも解析するためのサンプルが充分にない,という問題があるのだが,それでもなんとか必要なデータは取り出せそう,というメドがたったのが19時ころ.

あとは取り出したデータを適切に処理するプログラムを書いて,ひたすら高速化(というより不要部分の削除).で,なんとか完成のメドが立ったのが22時過ぎ.ぎりぎりで間に合った感じである(何に?).

その後はイングランド対パラグアイ戦を見ながらマイナーアップデート.

お陰で自宅に帰るまでF1があることをすっかり忘れていたため,あぶなく見逃すところだった.で,これから観戦である.おっと裏でスウェーデン戦が….

最悪?のF1予選中継2006年06月11日 02時44分31秒

走行中のタイムが全然表示されない.なんだこりゃ?という感じ.カメラの切り替えも悪くてどうでもいいシーンが流れている間に上位のタイムが出ていたりするし.フジが悪いわけではないのだと思うが,いくらなんでもひどすぎだろ,これ.ひょっとしてワールドカップのせい?

生放送でないからWEB上のタイミング中継も見られないし….文句文句.

イベント終了2006年06月12日 02時15分36秒

ここしばらく準備をしてきたイベント(オープンキャンパス).天気が悪かったのが残念.

昨年よりは来訪者が少なかったようなのであるが,雨のせい,ワールドカップで朝までTVを見ていた人が多かったせい,ということにしておこう.

私が担当したエリアは結構多くの人が来た感じ.昨年はかなり準備不足だったデモンストレーションも,今年は少し余裕を持って準備できたのが良かった気はする.それでも土曜日はてんやわんやしていたけど.

なにより驚いたのが,手伝ってくれたTAがみんな慣れてきたのか,説明員として非常に上手になっていたこと.お陰で私が説明に出張る必要がまったくなく,かなり楽をさせてもらった.まぁその分,他の作業をしなければならなかったのだが.

デモの内容自体はもう少しバージョンアップが必要だという感じ.さて,いつやるかな….

ハムレット2006年06月13日 02時35分54秒

あえて世間とは違う話題で…

ある学会の原稿締め切り&レジストレーション締め切りだったので,焦りながら原稿の最終チェック.よく見てみれば間違いは見つかるもので,出来る限りそういったものをつぶしていった.

で,原稿はなんとか締め切り前に完成.WEB経由で再提出…と思って,前に出したときと同じ手続きで出したのだが,どうもなんか違う.確かもう少し手続きが多くなっているはず…ということで慌ててメールをチェックした.すると,最終原稿の提出先は違うとのこと.さらに若干,書式の修正も必要ということであわてて修正してなんとか提出.pdf提出だとばかり思っていたのだが,WordまたはPS(Postscript)での提出が指定されていた.ま,PSでいいなら別に構わないのだが.

で,続いてレジストレーション手続き.数日前にうまくいかない,というメールが流れていたのだが,そろそろ直っているかも…ということチャレンジしてみた.思ったよりも順調に手続きは進み,無事終了.最後に数分で確認メールが来るとのメッセージが出たので,そのメールを受け取って終了…のはずだった.

が,メールが来ない.待てど暮らせど来ない.途中,サッカーの試合を見て,それが終わっても来ない.レジストレーション完了時に表示されるページでは,「15分以内にメールが届かなければ,以下にお問い合わせください」と書いてある.

仕方がないのでメールで問い合わせ.もう一回レジストレーションしていいのか,このまま待つべきなのか…

To be or not to be. That is the problem. あれ?最後はquestionかも.ただ,気分的にはproblemの方がシックリくる.

10Gbps2006年06月14日 02時19分34秒

講義で,10Gbpsのイーサネットの話.

どのくらい早いのかを感じてもらおうと,「DVD1枚を10秒程度で送れる」という例え話をしてみた.残念ながら学生の反応はイマイチ.もう少しリアクションがあるとうれしいのだが….

で,当初の考えとしては「すごい」とかそういうリアクションが(出席カードに書かれるとかして)来て,それに対して次回の講義ででも,「でも,DVD1枚を10秒で読み取ることは出来ない,HDDでもそれだけの量のデータを読み込むことは出来ない.だから,普通のPCにとっては今のところほぼ関係のない速度.」ということを説明しようと思っていたのだが,とらぬ狸のなんとやら.

学生の反応が悪いのはワールドカップのせいということにしておこう.

Webサーバトラブル2006年06月15日 02時21分46秒

朝イチでWebサーバとして使っているマシンがフリーズしてしまった.どうしようもなくなってしまったのであきらめて再起動.いろいろとエラーはあったものの,とりあえず無難に起動した.

で,設定をサボっているために手動で起動しなければならないデータベースのことを忘れていたら,他大学にいるOGからWebにログインできないといわれてしまった.ちょっとびっくり.で,慌ててデータベースを起動.これで大丈夫なはず.ふぅ….

しばらくすると,やっぱりログインできないとのこと.そんなはずはない,と思って自分でテストすると,ログインするページはちゃんと表示される.ユーザ名,パスワードを打ち込んでログインしようとすると,…もとのログイン画面に戻ってしまう.こんな症状は見たことがない.やばい.

ログインするシステムは自前で作ったものではない.ので,なにがなにやら良く分かっていない.ざっとプログラムを眺めてみるものの,さっぱりわからん.データベースも内容を覗いてみたものの,よくわからん.仕方がないので困ったときのインターネット.googleで「ログインできない」などと検索.なんと数件,同様の症状が出ている人がいて,ちゃんと解決方法まで載っていた.

それが当てはまるのか分からなかったのだが,症状は極めてよく似ていたので,試しにその解決方法を(これが悪影響を与えることはなさそうに見えたこともあって)試してみた.

ちょっとドキドキしながら,再度ログイン.ホッ.無事ログインに成功.幸先悪いようないいような…

査読という仕事2006年06月15日 02時31分02秒

最近,山のように学会関係の仕事が来る.その中に査読という仕事もある,というか結構多い.

査読というのは他人の書いた論文を読んで,それがよいかどうかを判定するものである.場合によってはこの判定が著者の人生に影響を与えることもあるので,適当に読むわけにはいかない.

がしかし,あんまり読みたくなくなるような論文もままある.いや,読むのはまだ良いのだが,その論文について判定に関するドキュメントを書きたくなくなるような論文がままある.要するによく出来ていない論文である.特にtypoが多いとか文献番号がずれているとか図のタイトルが抜けているとか,そういったささいだけれども明らかなケアレスミスが大量にある論文は読もうというモチベーションが大幅に低下する.それでもアイディアが秀逸であるとか,読んでいて面白いとか,なにかあればまだよいのだが,そうでもないとなるともう全然やる気がなくなってしまう.

なくなってしまうのだが,その判断理由を文書にしなければならないのである.極端な話,よい論文は「非常に良い」と書けばよいのに対して,よくない論文はその理由を著者が分かるように書かなければならないのである.

こういう仕事は本当に憂鬱である.そして,今日はそんな仕事をずーっとしていた.

……どこか学生に対する指導に通じるものがあるような気がしないでもない.