功名が辻 ― 2006年01月29日 03時14分07秒
昨年末に見た大河ドラマの予告につられて,正月に1巻を購入して,そのまま読んでしまった.内容は大河ドラマでもさんざん予告されている通りである.ただ,いまのところ,大河ドラマは本の前の話で,かなりドラマっぽく仕立てられているので本と異なっている.個人的には本の設定の方が好きである.
で,主人公の千代は小憎らしいほどに頭の切れる女性で,悪くいえば夫を操って,一国の国主にまでしてしまう,という話であるが,それだけで国主になれるわけもなく,それを補うだけの運の強さとかを夫も持っているわけである.この「運の強さ」というところが問題で,結局ここだけはどうにもならんところだったりする.
司馬作品にしては珍しく文体が軽く読みやすいなと思っていたのだが,主人公が女性だからかもしれない.
困ったのは,読んでいる時のイメージである.普通に読んでいるときは,特に頭の中にイメージを持たないのであるが,どうしても千代のシーンでは仲間由紀恵が出てきてしまうのである.読み始めた時点では,予告しか見ていなかったにも関わらず.
それにつられて,秀吉には竹中直人が,家康には津川雅彦(独眼竜政宗のときのイメージらしい),ねねにはなんと佐久間良子(おんな太閤記らしい)とむちゃくちゃなイメージになってしまった.まぁ,それはそれで楽しいのであるが.
で,主人公の千代は小憎らしいほどに頭の切れる女性で,悪くいえば夫を操って,一国の国主にまでしてしまう,という話であるが,それだけで国主になれるわけもなく,それを補うだけの運の強さとかを夫も持っているわけである.この「運の強さ」というところが問題で,結局ここだけはどうにもならんところだったりする.
司馬作品にしては珍しく文体が軽く読みやすいなと思っていたのだが,主人公が女性だからかもしれない.
困ったのは,読んでいる時のイメージである.普通に読んでいるときは,特に頭の中にイメージを持たないのであるが,どうしても千代のシーンでは仲間由紀恵が出てきてしまうのである.読み始めた時点では,予告しか見ていなかったにも関わらず.
それにつられて,秀吉には竹中直人が,家康には津川雅彦(独眼竜政宗のときのイメージらしい),ねねにはなんと佐久間良子(おんな太閤記らしい)とむちゃくちゃなイメージになってしまった.まぁ,それはそれで楽しいのであるが.
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