のど元過ぎれば…でないとよいのだが2006年01月13日 03時01分06秒

なんとなく,そういう危険な香りがする今日この頃.

論文別刷りの値段2006年01月13日 03時10分58秒

昨年末に某学会の論文の別刷りが届いた.

請求書が同封されている.なんとなくいつものことなので,その請求書に従って支払いの手続きをとったのだが,よく考えてみるとものすごく高い.今回,最低限購入しなければならない100部を買ったのだが,ページ数が超過したこともあり,それで約20万円.

なんだかずいぶん値上がりしたような気がする.

で,この20万を100で割ると…1部2000円である.論文が掲載された論文誌(数十件の論文が載っているはず)の年間購読料(12冊分)が約7000円なのに,である.PDFの購入であれば論文一つで1000円もしない.

そのあたりの事情がいろいろあることは知っている.知っているのだが,いざ現実にその数字を考えてみると,ものすごく納得がいかない.

いろいろな学会が電子出版に移行しつつあるのもこのあたりの問題があるのだろう.早く移行して別刷り購入義務をなくして欲しいものだと思った.切実に.