Wine ― 2005年10月27日 02時04分02秒
PC-UNIX用Windows互換環境「Wine」(ややこしい)がついにβ版になるとのこと.いままでがα版だったというのもちょっと驚きではあるが,最近はいろいろなアプリケーションが動くようになってきている現状でようやくβ版というのも驚きである.
このWine,"WINE Is Not a Emulator"の頭文字ということになっているが,記憶によれば当初は"WINdows Emulator"だったような….
思い返してみれば,初めてPC(当時はPC互換機と呼んでいた)を買ってLinuxを動かしたころ,Linux上でWindowsプログラムが動く(かも)ということでWineをインストールしていた.
当時,決して暇だったわけではないのだが,Linuxのカーネル(まだVer.0.99.15とかだった)とWineは新しいものが出るたびに,欠かさずダウンロードしてインストールしていた気がする.
で,最初はほとんどなんにも動かなかったのが,ソリティアが動いたり,オフィスが起動しかかったり(当時は結局起動しなかったような記憶があるが)するようになるたびに感動して,遠い遠い将来,いろいろなアプリケーションが動くことようになることを期待していた.
しばらくして,あまり進歩が見られないこと,日本語が扱えないこと(そういえば,最小限の日本語表示機能をつけるパッチを作ったこともあった.公開すらしなかった,3行程度のパッチだが),飽きてしまったことなどから,だんだんインストールしなくなり,その後の動向もすっかり見失っていた.
それがようやくかなり現実に近いところに来たということらしい.10年単位で時間が経過しているわけだが,なんとなく感慨深い.
ローマで金魚鉢を禁止? ― 2005年10月27日 02時21分30秒
PCトラブル続報 ― 2005年10月27日 02時30分10秒
職場にあるD社製PCのCPUファンが停止してしまった件の続報(前の記事にはD社とは書いていない).
D社のサポートにメールを送った結果,思ったより早く,しかも丁寧な対応がなされた.
そもそもこちらの要求が私的には比較的わがままで,
- こちらで解体して調べた結果,CPUファンが止まっていた.どうやらCPUファンの問題だと思われる.
- PC本体のセンドバックはしたくない.問題が特定できているので,CPUファンだけの交換はできないか?
というものだったのだが,驚いたことに快く応じてもらった.さらに,サポート期間中だったらしく,送料も含めて無料で対応とのこと.
さすがサポートNo.1(だっけ?)を称しているだけのことはある.
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