シルバーシート2005年10月12日 02時05分31秒

久しぶりに電車に乗って都内で会議.

電車に乗って思う.シルバーシート(最近はプライオリティシート?優先席?)は不思議である.

JR東日本の場合,シルバーシートに書かれている案内によれば,シルバーシートは

1. 乳幼児を連れた方
2. 妊娠している方
3. 高齢者
4. 体が不自由な方

の優先席である.本来,シルバーシートに限らず,このような人々には席を譲るべきであるが,私自身を省みてもなかなか実践できていないので,シルバーシートがあること自体は意味があるのであろう.

しかし,空いているときはたいてい,シルバーシートは開いているものの,ある程度以上混んでくると,シルバーシートも埋まってしまう.別にすいているときにシルバーシートに普通の人が座ってもいいと思うんですけどね.問題があれば,あるいは混んできたら譲ればいいだけの話だし.

で,私が帰りがけに見たときも,全席に誰かしら座っていた.見たところ,普通の人が座っている.上記1~4のうち,1~3は基本的には見ればわかる(2は若干怪しいが,少なくとも男性はそうではないはず).

ということは,ものすごく素直に考えれば,あそこに座っている人はみんな4であるということになる.こんなに体が不自由な方が多いようでは,なにか社会的に問題があるのではないか,という気もしてきてしまう.

まぁ,素直に考えること自体が間違いなことは重々承知ではあるのだが,だとするとそれはそれで社会的に問題があるような気がする.