京都二日目2011年08月26日 02時40分41秒

ホテルは正直あまりよくなかった.照明のカバーは外れているし,お茶のスティックはアルミのスティックがよれよれ.かなり古かった感じで怖くて飲めず.大きい荷物はベッドの下に入れろ,とかいてあるのに,ベッドの下には加湿器と思われる箱がどーんとおいてある.冷蔵庫は必要に応じてONにしろと書いてあるのに,最初からON.中身は空なのに.

それはともかく,朝からWorkshopに参加.開始10分前には会場についていたのだが,すでに席がなかった.急遽席を用意していただいたのだが,場所が一番前の右.というかスクリーンの横.かろうじてスクリーンは見えるものの,ちょっと落ち着かない席である.

で,この会議,Workshopとはいっても,プログラムに載っていたのは講演者だけ.内容はさまざまなプロジェクトの紹介,のような感じで,世の中の動向の勉強にはなったけれど,技術的にはちょっと物足りなかった.

午後はISOとITUが合同でITSの通信に関して標準を検討していくTask Forceについて,そのTerm of Referenceという文書を決める作業.draftは用意されていて,ざっと眺めてみた感じだとそれほど問題はなさそう,と思っていたのだが,議論が始まると,いろいろな意見が出てくる出てくる. ここの"can"は"will"ではないのか?とか,"Development of ~" ではなくて"Develop ~"だとか,そういった細かい指摘から,きちんと内容に踏み込んだ指摘までさまざま.細かいところはなんとなく違いはわかるようなわからんような.議論に参加しているというよりは英語の勉強をしているような気分である.

一通り議論が収束したら,続いてここのタスクのリーダーを誰に割り当てるか,という話になった.これは怖い.それでもさくさくと決まっていって,若干時間的には押したものの無事終了.

とりあえず今回は参加して雰囲気を味わう,というのが私のミッションだったのだが,そういう意味では十分な成果だったと思う.ただし,自分でちゃんとアクティブに動いたかというと,ちょっと合格点に程遠い.これは次回に持ち越し.

ということで,このあと懇親会だっけな.バンケットという名前ではなかったような気がするのだが,それがある,というところで辞して東京に戻った.出られればよかったのだろうが,時間的都合でやむなし.