旧友来訪2011年08月06日 02時13分33秒

昔昔,私がまだ学生時代だったころ,バイト先で一緒に働いていた人が,子供を連れて来訪.子供といってもすでに高校一年生.年賀状のやりとりはしていたのだが,少なくとも10年以上会っていなかったことだけは間違いない.

数学関係についていろいろ聞きたいとのことだったのだが,現役高校生に数学を教える自信はなかったりする.

それはさておき,とりあえず少しだけ学内と研究室を案内し,あとはランチを食べながら思い出話というか近況報告というか.結局数学の話はほとんどせず.ちょっとホッ.

その代わりといっては何だが,教育論(というほど学問ではないが)をいろいろと拝聴した.現役の高校生の親ではありながら,しっかりしているというか,理にかなった教育としているというか.ともかく,とても参考になった.要は教育といえども,ベースとしては適材適所.ある意味,それに対して適所でない場所に無理やり入れようとする教育はたぶんなかなかうまくいかないのであろう.

とても当たり前の話.そうはいいながら,今の教育がそこを志向していないような気がするから,いろいろなところに無理が生じているような気がする.