東京六大学野球2007年10月29日 01時17分04秒

夕方,たまたまつけたTVでやっていたのだが,そのまま目が離せなくなってしまった.

優勝の掛かった慶早戦※である.TVをつけた時点ではまだ6回だった.相互に点が入りそうにない展開で0対0.そのまま7回.久しぶりに(TV越しではあるが)エールの交換を見る.8,9回と無得点のまま進み,延長へ.延長になるととたんに,どちらのチームにいつ点が入ってもおかしくない展開.

規定で12回でも同点の場合は引き分けになるのだが,その12回.先攻早稲田は満塁のチャンスを生かせず,無得点.この時点で早稲田の勝ちはなくなった.慶應はヒットなどで2死満塁.

この打席でこの試合は必ず終了する,という不思議な状況.しかも2-3.この状況で打ちに行ったバッターは大したものである.何球かファールが続き,最後の一球はやや当たりが悪くショートへ.追いついたショートはちょっと足元が乱れたものの,一塁へ懸命の送球.が,ぎりぎりセーフ.同時に慶應にサヨナラの1点が入った.しかし,惜しくも打たれてしまったが早稲田のピッチャーも流石である.

優勝の掛かった今カード,初戦からこんなにいい試合をしているなんて.明日,神宮三塁側に行きたくなってしまう….

※ 余談であるが,慶應では早慶戦を慶早戦というんですね,といってくる人が多々いるが,当たり前である.日米対抗をたとえ世界中で米日といったとしても日本では日米というのと同じである.どちらかというと慶應で早慶戦といっても許される方が驚くべきことであろう.慶應でも早慶戦ということがあるんですね,と.まぁ無理だろうけど.