ほうれんそう2007年09月15日 03時06分12秒

ちょっと前に,ニュースなどで社会人の心得として,「ほうれんそう」というのが何回か取り上げられたことがあった.

いつのころから言われるようになったのか知らないが,報告,連絡,相談が大事,というヤツである(ちょっと調べたところ,1982年に誰かが言い始めたものが広まったらしい).

なにをばかげたことを…と思っていた.なんでも報告し,なんでも連絡し,なんでも相談されたらたまったものではない.その前にきちんと(報告・連絡・相談すべきか)判断する,という訓練をしないといつまでも自立できないではないか,と.

最初に判断があり,必要に応じて報告や連絡,相談し,最終的に適切に責任を取る.たぶんこれが一連の流れとなるはずである.ところがなんでもほうれんそうしてしまうと,責任を取らなくてもよい,ということになりかねないと.

ところが,どうやらこれは完全に私の勘違いだったような気がしてきた.する,しない,というレベルでほうれんそうは大事である.なにもほうれんそうしない,というのと,なんでもほうれんそうする,というのを比べれば,まぁ後者の方がまだマシ…だと思うようになった,というだけのことであるが.

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
半角数字で以下の計算の答えを書いてください.
7+4=

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://city.asablo.jp/blog/2007/09/15/1798371/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。