停電準備2011年03月16日 02時39分34秒

地震の影響で始まった計画停電(輪番停電).

一日に3時間程度,停電することがあるという状況である.今の職場の場合,自分のところであげているサーバ類が問題となる.WebサーバとMailサーバ関連が問題となる.

今の時期は学生はほとんどいないので,学生が使うマシンのサーバは学生が来たときだけ起動させ,学生がいなくなったら落とすようにした.これで問題になる一部のサービスは,適宜他の機器に移行させることにして,いまはそのまま.

次にWebサーバとMailサーバ.Webサーバは自分のところには実のところ大した情報はないのだが,ここで運用している研究会のページはなるべく落とせない.同じマシンでMailサーバも動いていて,こちらも停めてしまうといろいろと問題が発生する.

このマシンと,NATを行っているマシンの2台は極力起動しておく必要がある.残りはまぁこの際,どうでもよいというか,使うときだけ起動すればよいので,あまり問題ではない.

で,この2台,幸いどちらもLinuxマシンなので,遠隔から操作するのは容易である.

停電が毎日同じ時間に起こるのであれば,cronなどでもよいのであるが,当初はとりあえず前日の深夜にならないと,停電が予定される時間がわからないという状況であった.停電開始が早朝だと,それまでに職場について電源を切るわけにも行かない.

ということで,電源を落とすのは,atコマンドを利用して,時間指定でマシンを落とすことにした.これだと,自宅が停電になっていなければ,自宅からでも設定することも可能である.

問題になったのは起動方法.停電が終了したらなるべく早く起動したいのである.Wake-up On LAN(WOL)が良いかと思ったのだが,これはちょっといろいろテストが必要そうで,手っ取り早く準備できない.いろいろ調べたところ,この2台とも,BIOSの設定で,停電などの後に電気がくるようになったときの挙動を設定できることがわかった.さっそく通電したら起動するように設定.

これで,停電後に起動することもできそうである.

あと問題は,計画停電で停電しなかった場合.マシンは時刻指定で落ちてしまうわけで,その後停電しなければマシンは起動しないことになる.

とりあえず明日は,起動するためにもオフィスに出勤することにした.やっぱりWOLを設定するか,無停電電源をちゃんと使うか.もう少しスマートな方法を考えないと,結構しんどい.