バッシャーン2008年10月24日 03時06分38秒

雨.

帰り道,ちょうど谷間になっている辺りが水溜りになっていたらしく,対向車とすれ違いざまにバッシャーンと水を引っ掛けられた.

突然のことで驚いたのはともかく,ワイパーが動くまで(といっても数秒もない)の間,周りが見えない.前にも後ろにもそれなりに接近して車がいたはずなのだが,リアウィンドウまで一気に水が掛かったので,前も後ろも見えない.左は段差のある歩道.右は対向車.道は水を掛けられた地点にちょうど対向車線に右折レーンがある関係でちょっと蛇行している.

周りの状況はわかっているのだが,自分がどう走っているのかが瞬間的にわからなくなった.といって,ハンドルは切れず,アクセルはもちろん踏み込めず,ブレーキも掛けられず.要するになにも出来ない.

多分,たった2~3秒のことだったが,どうしようもない,という点でかなり怖い体験だった.雨の日はゆっくり走ろう…