小雨の江戸川2008年06月01日 02時12分04秒

荒川
小雨が降りしきる中,川が見たくなって江戸川へ向かった.

広い川岸には野球場などが並んでいる.が,小雨の中では数人がいる程度.ほぼだれもいないところをぶらぶらしつつ,川沿いまで一人で歩いた.

しばらく歩くと,橋が見え,そこをあくせくと走っていく車が見える.時間の進み方がゆったりとしたこちら側と,それとは違う速度で時間が流れている橋の上.違う二つの世界が見える.ときどきこちら側の世界に属したくなって川沿いに来てしまうことがある.

行く川の流れは絶えずして,しかももとの水にあらず…だったか,方丈記の冒頭のイメージが流れてくる.

…そんな感じの話を勝手に想像してしまう,そんな風景.