YSR blog

ひさびさに，教員仲間でオフィスから程近いしゃぶしゃぶ屋さんにて夕食．

そこそこの値段ながら，結構いろいろなものが食べられるし肉も悪くない．で，なんだかんだでうどんを食べすぎ，満腹になりながらも最後に卵ぞうすいを…と思って，店員さんに注文していたときであった．その店員さんから突然声を掛けられた．

「あ，＊＊学科＊年のＸです」．

まったく予想外の言葉だった．というか，卵ぞうすいを作る量をどうするか考えていたところだったので，一瞬ポカンとしてしまった．なんとウチの学科の学生だったのである．向こうもびっくりしただろうが，こっちもびっくり．

よりにもよって，こんなに満腹になって，それでもまだ食べるのか？というようなシチュエーションを見られたのはちょっと恥ずかしい．

しかしまぁ，ちょっと最近，プライベートなシーンを学生に目撃されてしまうことが多い気がする．大学が近くないからといって，気を抜けないのが教員としてはちょっと辛いところである．

なにせ，私の講義を受けた学生が全員私のことを覚えているとすると，累計で数千人は私のことを知っている人がいる計算になるのである．一方，私はといえば，もちろん全員の顔までは覚えていない．というかそんなには覚えられない．必然的に一方的に見られてしまう，というケースが多くなってしまうのである．

ちょっとだけ有名人みたい，といえば確かにそうなのであるが，別にそれに見合った収入があるわけでもないところが悲しい．