選挙2007年04月09日 00時49分40秒

統一地方選の投票日だったので,国民の義務として投票に行く.投票したあとで,なぜに女性議員が少ないのだろう,ということをつらつらと考えてみた.

少なくとも有権者の約半数は女性である.が,立候補している数でいうと圧倒的に少ない.例えば知事選は全国で13行われ,立候補者数は総勢44人.このうち女性は6人.当選者は13人でうち女性は1人である.

男性は38人中12人(32%)が当選.
女性は6人中1人(17%)が当選.

まぁ差はあるものの,当選率の差はあまり有意ではないような気がする.やはり立候補が38人と6人というところが問題なのであろう.

この状況下では,例えば女性がみんな女性に投票していれば当然ながら女性はほぼ全員当選していたはずである.そうはなっていないということは,性別は投票する人を決める重要なファクターにはなっていないことを意味する(多分).

にもかかわらず女性であることをウリにしている候補者であるとか政党は相変わらず多いような気がする.このあたりのギャップがいろいろな問題の原因なのだろうなぁ…と漠然と思った.まぁ都知事選はまた別の意味でいろいろなギャップがあるような気がするが,それはそれで民主主義の正しい姿なのかもしれない.